のらりくらり至上主義

筋トレと美味しい食事、投資と機械学習、いきものと水。それが人生なんだよなぁ。

科学の歴史を知る:4つの潮流

歴史を知る重要性

僕ね、小学生のころから、どうも歴史の授業が苦手でした。

ただ、年数と何が起きたかっていうのを延々と覚える作業のように思えてしまって。

でも、大人になるにつれて、歴史を知る事の重要性、ってのがなんとなーく分かってきました。

特にね、研究者でも、歴史好きは一定数いると思うし、自分の研究分野の重要な流れは把握してる人も多いと思います。でも、「科学の歴史」の重要性を把握してる研究者ってどれくらいいるんだろう。

たぶんほとんどいないですよね。大学でやらないものね。こんな科目。

 

でも最近ね、どうも科学の歴史について首を突っ込まざるを得ない研究していて、知れば知るほど面白いし、これまでとはスケールの違った目線から自分の研究を見れるようになってきたんです。これを書きたい。

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パラダイム1:~1900年

1900年までが第一段階。科学が原始人みたいにウホウホしてた(してない)時代。

この時代は、the problems of simplicity について、みんな追及していたそうな。

物理学は、ボールを押すと床をどう転がるかとか、シンプルな支配方程式を探していた。一方、生命科学なんかは、複雑な事象を大雑把にまぁこんなもんやろとまとめて、単純化して真理だなんてよんでた。

みなさん、物事を支配する単純な真理、法則の追究をしてたんですねぇ。

なんか酒場とかで盛り上がったら重要なコンセプトがパッとでてきて、それでぱっと論文書いたりしてそう。

 

パラダイム2:1900-1930年

ウホウホいってた(いってない)第一時代が終焉。

なんでか、っていうと、熱力学thermodynamicsの研究分野が始まって、みんなこれまでのパラダイムじゃどうしようもないところに来ちゃって、困ってたの。

たとえば、ボールとボールがぶつかるとどう動くか、というのは前のパラダイムで記述できました。オーケーオーケー。でも、箱に閉じ込められた気体・ガスを考えると、どうも無数にある粒子が予測不可能なレベルでぶつかり合って、その全体系をなしてるみたい。

これを古典パラダイムで記述、って出来ないわけですよ。無理無理。

で、「個々を追わずに、全体を見てみる感じでいこーZE☆」と提唱したのが、 Josiah Willard Gibbsさん。これが1902年。

 

その後、Studentのt検定が1908年に、FisherのANOVA検定が1918年に生まれた。

統計自体はもっと前からあったんだけど、頻度主義とかはここら辺なのかな。

「Pちゃんはちいちゃいのん?」ときゃっきゃウフフしてた(してない)時代。

めちゃくちゃな複雑性を取り扱う、ということで、the problems of unorganized complexityを科学は追及してた。

 

パラダイム3:1930-現代?

統計すっげー、どんだけ複雑なことでも記述できてまうやん、という時代もやや翳りをみせた。

パラダイム1はめっちゃ単純すぎて、2の方は逆に確率論すぎる、ということで、極端に進路が振れちゃってたのね。

で、もっとメカニズムとかを知りたいです、ということで、1と2の中間のスタンスを取り始めたのがパラダイム3。例えば、全体像をメカニスティックに捉えるのは無理なんだけど、一部を切り出して調べてあげると、結構分かっちゃう感じ。

統計で単純化するんだけど、メカニズムを追う。

でも、それやり始めると膨大な労力が必要なのよねぇ。だから、今でも統計や単純化の手法も進化し続けると同様に、情報科学の進展も相まって、みんなメカニズムを追ってる。

この時代はthe problems of organized complexityと呼ばれっちゃあ。

ちなみに、生態学だと1970,80年代に一気に小難しい概念がたくさん提唱されました。

 

パラダイム4?:2010年から近未来?

ここら辺はまだ共通見解になってないのだけど。

人工知能、深層学習が出てきたり、みんなよう分からんまま「時代はビッグデータっちゃね」と騒ぎ立てたり、ブロックチェーンの非集権化で世界は変わる!とかね。

要は、情報があほみたいに、指数関数的に、爆発的にここ数年で増えてきている。

 

そうすっと、個々のメカニズムを仮説たてて検定して、なんてやらなくとも、

データをばばっと人工知能で解析させたりしたら、人類が思いもよらなかった大事なことが見えてくるんじゃない?これって、今までのパラダイムと違くない?

と提唱されてはいます。

 

で、この流れを知ると何がよいか

ええとね、全体像が見えてきませんか?

この年代のざっくりした分け目を知っておくと、

自分の研究分野の過去の重要な論文を読み漁ってみると、ああ、たしかにあのパラダイム期の研究って感じだな、とか、あの時代じゃあ統計を使う論文がほとんどなくても納得だな、とか、時代の流れが分かってくるんです。

 

統計がまだ100歳チョイで、みんなが家庭用PC持ったのがほんの数十年前、って考えると、難しめの統計が全然使われてなかった理由も分かる。ちなみに生態学だと、1960年までは、ほんとにp値自体報告するってのがまれだったそうですよ。

 

・・・ということで、

自分が「科学者」であるからには、4つの潮流を知っておくこと、語れることも大事だと思うんです。これと自分の研究分野を照らし合わせて、語れることも大事だと思うんです。

今の時代、文献がばかみたいに増えちゃって、時代の流れ・最先端を追うのは途方もない労力を必要としていて。そんな時代に、あえて過去にさかのぼってみるのも大事なんだと思う。

 

 

海外でポスドクをやるメリット・デメリットを挙げてみた

そもそもポスドクってなんぞや

知ってたら読み飛ばしてください。

辛辣な一言でまとめると非正規雇用のフリーターです。

もうちょっとまともに書くと、立派に最高学位である博士課程(Doctor)を取得して、その分野に関しては(ごく限られた一部の範囲で)高い専門性を持っている、という立場です。研究者の卵。

ただ、博士課程を卒業してから、ちょっと職に苦戦している立場です。

ごく一握りの極めて優秀で、かつ戦略がうまく行き、更に運が良い人は、卒業してからすぐに助教授になったりします。それができなかった(もしくはしなかった)人は、いわゆる任期付の雇用である、ポスドク、という身分カテゴリに入ります。

 

この身分は、

1)大学の教授先生方が国やどっかの機関から研究資金をたんまり貰い、大型プロジェクトを2,3年、ないしは5年まわせる、というときに、誰かやりませんかー、と公募をかけて選ばれた場合

2)国や研究機関が出している、研究内容はなんでもいい、有望な若手に資金をやるから応募してきてくれ!という公募に選ばれた場合

の2種類に大別されるかと思います。

ふむふむ。ちなみに僕の今の職は1番の方。

 

海外の研究室で仕事をするということ

特に海外進出をなんとなく考えている若手研究者に役に立てば、と思いまして。

海外で研究する、というのは、いくつかメリットとデメリットが混在しています。

 

メリット:

  1. 日々のやりとりが英語であり、英語力がとりあえず伸びる。ディベート能力がつく
  2. 当然だが日本語の論文を投稿しなくなり、質の高い国際誌に挑戦せざるをえないため、実力が伸びる
  3. ボスが有名な研究者であれば、やっぱり論文は多くの人の目につき、引用されやすくなる
  4. ボスが実力者であれば、その分野の最先端を知っているため、何をしたら高いレベルの研究内容になるか直感や学会から知っている
  5. 大きめの研究グループであれば、共著の関係になりやすく、論文本数が伸びる
  6. 日本の狭い学会ではなく、世界的に見て自分がどの程度のレベルの研究者なのかなんとなく把握できる
  7. 日本の教授にはあまりない、感動的な、力強い推薦状を書いてもらえる
  8. 成功すれば、凱旋帰国として日本で助教授などのポストを取りやすくなる可能性

んー、ぱっと思いつくのはこのくらい?この多くはあくまで、それなりに良い研究室に所属できた場合です。全然だめやろコイツ・・・というボスも世の中たっくさん居るようなので(僕のところは最高に良いボス。)

 

デメリット:

  1. 日々のやりとりが英語なため、言いたいことを的確なニュアンスで伝えられずに苦戦する
  2. 日本語の論文に投稿しないことで、日本の関連した研究者らにその存在を忘れられかねない
  3. ボスが実力者でなければ、その後のキャリアが危うくなる可能性がある。若手のうちの貴重な時間・労力を無駄にしかねない
  4. 大きめのグループであり、かつボスが多忙もしくは指導する気がないのであれば、自分で全て試行錯誤して学ぶことになり、効率が悪い
  5. 世界の同年代のトッププレイヤーのレベルを知って挫折しかねない
  6. 成果が芳しくなければ、日本帰国で助教になるのがあやうくなるリスク

 

うん、結構一対一対応ですね、メリットとデメリット。物事は表裏一体。

 

結局は自分に何を求めるか・事前に情報収集をしたか

ポスドクさんは、日本に残ってもいいし、海外に出てもいい。

僕はもうすぐ3年近く海外でポスドクをしていることになるけど、基本的にはメリットの方が大きいように感じます。

ただ、最初の1年間はとにかく苦戦した。実力も伴ってなかったのもあるし、ボスが放任主義だったのもあり、上に書いたデメリットほぼ全部経験したんじゃないかなぁ笑

 

海外に出るかどうかで大事なのは、

「自分が海外に出て何を研究したいか、明確なビジョンがあるか」 

「明確なビジョンがなくとも、とりあえず必死こいて、粘り強く逃げずに何かを学ぶガッツがあるか」

「事前にボスの研究室の状況を知り、自分の将来に役に立ちそうか」

「メリットしか見えない今、考えうるデメリットとその対策案は」

自分が相手の研究室に何をプラスとしてもたらせるか

あたりを考えておくといいんじゃないかと思います。

地味に、ラストは大事です。なんでも教えてちょうだいマンは、たぶん必要とされません。注意して下さいです。

 

収入が不安定で将来が不安な人こそ投資をすべきな理由

働くことだけが収入源ではない

正規雇用じゃないって不安ですよね。フリーターしかり、若手研究者しかり。

来月からめぼしい仕事がないなぁ、とか、不安です。もちろん、自分の好きなことをやって食べていこうっていうんだから、そのリスクと恐怖は甘んじて受け入れなくてはならないのだけど。

でも、正規雇用っていいよなぁ、って思います。安定した(それなりの)収入というのは、精神的なゆとりややりがいをもたらすと思います(残業が異常に多いブラック除く)。

その一方で、やっぱりやりたいことをやって生活したいとも思う。好きで非正規雇用を選んだ人たちは、その狭間で不安定さと引き換えに、自由を謳歌します。

 

ただし、お金がたまらない。いや、ある程度はたまるけど。

働くだけじゃ、お金がたくさんたまらないんです。ポスドクとか特にそう。将来の金銭面の不安から、結婚を先送りにしている人は多いはず。

 

前置きが長くなったけど、今回書きたいことは、「労働のみが収入源じゃないよな」ってことです。

 

お金は足し算で考えず、掛け算で考える

言ってしまえばこれに尽きます。普通、労働の対価としてお金は増えるもの(収入)ですよね。毎月5万貯金したら、年間60万円貯まるな、とかそんな感じ。これは足し算。

これが大多数のお金の増やしかた。人生の時間と引き換えに、お金を得る。

 

でも、これだけじゃないわけですよ。むしろ、お金持ちの人たちは、この足し算よりも、掛け算をしっかり考えている。勉強している。

例えば、現在貯金が100万ある。これは普段使わないお金で、眠っている。こいつに働かせて、年利5%の投資をしたら、来年には105万円になるな。どんな手があるだろう。

これが掛け算。こっちのやり方を、若いうちに試しておくことが大事。

 

お金のことを勉強する

じゃあ、どうすれば若いうちに試せるのか?

 

・・・勉強するしかないんです。情報収集です。

 

世の中、視野を広げると本当にいろんな、お金にまつわる情報が転がっています。

株、情報教材、不動産、FX、仮想通貨。

 

 お金を別の資産に置き換えておくだけで、勝手に増えるんです。もちろん減ったりもするよ。銀行に預けておいてもほとんど利息はないので、日々貯蓄額は変動しません。でも、投資にお金を使うと、日々増減する。これは最初気持ち悪い。でも、これが僕らの知らなかった「別のお金の在り方」なんです。

 

勤勉・勤労を美徳とする日本人の多くは、投資を学ぶ機会が単純にないです。なんか、楽して稼ぐのは良くないとか、悪銭身につかず、とか。だから、大多数が従う「足し算の法則」だけしか知らない。誰も教えてくれないもの。

 

なぜ、収入が不安定で将来が不安な人こそ投資をすべきか

タイトルに戻って答えると、

労働以外の方法でお金を増やす方法を知っておくべきだから」です。

特に、若いうち、20代で勉強しておいた方がよい。若いうちの少額投資の方が、失敗しても損失額は(人生長い目で見たら)たかがしれてるのです。

だから、リスクをばんばんとっていい。勉強すべきと書いたけど、実際得た情報通りには世の中進みません。失敗から学ぶことの方が多いです。だから、失敗を重ねる。

そのうち、自分のスタイルが分かってきて、少しずつ安定した「掛け算」が出来るようになってくる。

このスキルがつくとね、将来収入が増えてきた時に、貯蓄が増えてきたときに、掛け算だから雪だるま式にお金が増えていくんです。そしたら、家計も支えやすいやね。

で、ある程度きたら、好きなことを仕事にし続けながらも、お金は掛け算である程度稼ぐ、ということが出来るようになるわけです。

 

勝負にでるのもまた一興

・・・ただ、掛け算で沢山お金を増やすには、非常に大きな元手が必要です。

たとえば、100万の年利5%だと、年間5万円しか増えないけど、1000万円あったら、50万円増える。月に4万円勝手に入ってくる計算になる。この差は如何ともしがたい。

危険な賭けですが(投資ではなく投機)、まずはハイリスク・ハイリターンの戦略をとって、なんとかして1000万以上の大台にもってくる、という手もあります。

どっちがいいかは、自分の性格と家庭環境次第、かな。

自己責任と覚悟の上で。

僕は、仮想通貨に賭けてたりします。

 

収入が不安定で将来が不安な人こそ筋トレをすべきな理由

君は将来大丈夫なのかい?

はい、僕ですね。収入が不安定で将来が不安な人。

海外で会う日本人の多く(学生除く)は結構、みんな不安定です。

良く言えば自由、縛られないで、好きなことに専念できる生活。

でも、やっぱりそれって高いリスクを代償に自由を得ているわけで、

不安定なのはしょうがないことなのです。

ただ、覚悟はしているつもりでも、不安に負けそうなこともしばしば。

 

そんな人たちに、筋トレを強くお勧めしたい。

なぜか?答えよう!!

 

1.やればやるほど着実な成果が目に見えて分かる

これが非常に大きい。

研究ってさ、あれをやりたいなぁ、って思ってから、綿密な下調べをして、あれこれ試行錯誤をして、他の研究者から色々叩かれて、世に出るまで2-3年位かかることが多いわけですよ。

そうするとね、時々つらい。

なにがって、成果が見えないこと。達成感が得られないこと。日々、必死こいて頭フル回転で色々やってるんですよ。でも、試行錯誤のせいで、全然進んでる感じがしないことも多々。しかも達成したらすでに次の興味あることがたくさん待っているので、余韻に浸る間もなく、次のプロジェクトにすぐさま足をつっこむわけですよ。

更には、達成した成果物(論文という名の作品)は、ほとんど誰にも読まれないことが多いです。面白いと信じて2,3年かけたのに、誰も読まない。これはしんどい。

やった意味あんのか、無駄だったんじゃないのか、って思っちゃうことも。

 

でもね。筋トレは違うのよ。裏切らないもの。

やればやっただけ、成果が出るの。毎日、毎週、少しずつ。決して大きくはないけど、積み重ねる。一歩、一歩と。

 

その歩を確認するのに必要なのは、「記録」です。 ベルリンに来てやや本格的に筋トレを始めて、せっかくだから記録もつけよう、と思い立ってケータイにアプリを入れたのです。これが大正解だった。

使っているのはFitNotesってやつ:

Cover artplay.google.com

 

 

例えばね、ベンチプレスの1年の記録。

毎回ね、やる時に記録するわけですよ。

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そうすると、長期の傾向が見れるようになるのです。

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昨年の12月から比べて、Estimated One Rep Maximumが一貫して上昇傾向にあるのがお分かりだろうか?時々ガクンと下がるけど、停滞期も来るんだけど、でも、着実に上ってきている。

ちなみにガクンと下がるのは、フォームを変えたりしてるからですな。他にも、筋トレのやる順番を後半にしたりとか。

 

で、これがかなり達成感があるわけですよ。すごくない?

これはね、不安定な人の心のオアシスなの。

 

2.セロトニンという脳内麻薬

まぁ、麻薬とまではいきませんが、筋トレやスポーツで、脳内にはセロトニンという物質が分泌されるんだそうです。こいつが効く。

www.human-sb.com

セロトニンとは『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並んで、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つです。セロトニンは人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれます。セロトニンが不足すると、うつ病不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われています。

だそうです。すごい。筋トレ。

筋トレがハードすぎると、脳が異常な興奮状態で寝れない事もあるんだけど笑

 

3.マッチョになりつつあることで妙な自信がつく

これも事実。

なんかね、肩幅が広くなったり、胸板が厚くなったり、腹筋が割れて来たり、太ももが太くたくましくなってきたりすると、思うんですよ。

「ああ、俺オスとして強くなってきてるわまじで」

やっぱり刃牙とか読むじゃないですか。強い雄・強い漢にあこがれるじゃないですか。

いや、ベルリンのジムとかバケモンみたいなマッチョばっかで、比較すると虚しくなったりもするけどね。あくまで自分との勝負だから。

 

4.「限界を超える習慣」を脳が覚える

これは過去の記事で書いてますね:

masahiroryo.hatenablog.com

 

 

 

・・・と、リストアップしたのですが、お分かりいただけただろうか(心霊映像解説風)。

 

 冬こそやりましょう筋トレ!暗いムードをタンパク質でふっとばせ!!

収入が不安定で将来が不安な人こそ筋トレをすべきな理由

君は将来大丈夫なのかい?

はい、僕ですね。収入が不安定で将来が不安な人。

海外で会う日本人の多く(学生除く)は結構、みんな不安定です。

良く言えば自由、縛られないで、好きなことに専念できる生活。

でも、やっぱりそれって高いリスクを代償に自由を得ているわけで、

不安定なのはしょうがないことなのです。

ただ、覚悟はしているつもりでも、不安に負けそうなこともしばしば。

 

そんな人たちに、筋トレを強くお勧めしたい。

なぜか?答えよう!!

 

1.やればやるほど着実な成果が目に見えて分かる

これが非常に大きい。

研究ってさ、あれをやりたいなぁ、って思ってから、綿密な下調べをして、あれこれ試行錯誤をして、他の研究者から色々叩かれて、世に出るまで2-3年位かかることが多いわけですよ。

そうするとね、時々つらい。

なにがって、成果が見えないこと。達成感が得られないこと。日々、必死こいて頭フル回転で色々やってるんですよ。でも、試行錯誤のせいで、全然進んでる感じがしないことも多々。しかも達成したらすでに次の興味あることがたくさん待っているので、余韻に浸る間もなく、次のプロジェクトにすぐさま足をつっこむわけですよ。

更には、達成した成果物(論文という名の作品)は、ほとんど誰にも読まれないことが多いです。面白いと信じて2,3年かけたのに、誰も読まない。これはしんどい。

やった意味あんのか、無駄だったんじゃないのか、って思っちゃうことも。

 

でもね。筋トレは違うのよ。裏切らないもの。

やればやっただけ、成果が出るの。毎日、毎週、少しずつ。決して大きくはないけど、積み重ねる。一歩、一歩と。

 

その歩を確認するのに必要なのは、「記録」です。 ベルリンに来てやや本格的に筋トレを始めて、せっかくだから記録もつけよう、と思い立ってケータイにアプリを入れたのです。これが大正解だった。

使っているのはFitNotesってやつ:

Cover artplay.google.com

 

 

例えばね、ベンチプレスの1年の記録。

毎回ね、やる時に記録するわけですよ。

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そうすると、長期の傾向が見れるようになるのです。

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昨年の12月から比べて、Estimated One Rep Maximumが一貫して上昇傾向にあるのがお分かりだろうか?時々ガクンと下がるけど、停滞期も来るんだけど、でも、着実に上ってきている。

ちなみにガクンと下がるのは、フォームを変えたりしてるからですな。他にも、筋トレのやる順番を後半にしたりとか。

 

で、これがかなり達成感があるわけですよ。すごくない?

これはね、不安定な人の心のオアシスなの。

 

2.セロトニンという脳内麻薬

まぁ、麻薬とまではいきませんが、筋トレやスポーツで、脳内にはセロトニンという物質が分泌されるんだそうです。こいつが効く。

www.human-sb.com

セロトニンとは『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並んで、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つです。セロトニンは人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれます。セロトニンが不足すると、うつ病不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われています。

だそうです。すごい。筋トレ。

筋トレがハードすぎると、脳が異常な興奮状態で寝れない事もあるんだけど笑

 

3.マッチョになりつつあることで妙な自信がつく

これも事実。

なんかね、肩幅が広くなったり、胸板が厚くなったり、腹筋が割れて来たり、太ももが太くたくましくなってきたりすると、思うんですよ。

「ああ、俺オスとして強くなってきてるわまじで」

やっぱり刃牙とか読むじゃないですか。強い雄・強い漢にあこがれるじゃないですか。

いや、ベルリンのジムとかバケモンみたいなマッチョばっかで、比較すると虚しくなったりもするけどね。あくまで自分との勝負だから。

 

4.「限界を超える習慣」を脳が覚える

これは過去の記事で書いてますね:

masahiroryo.hatenablog.com

 

 

 

・・・と、リストアップしたのですが、お分かりいただけただろうか(心霊映像解説風)。

 

 冬こそやりましょう筋トレ!暗いムードをタンパク質でふっとばせ!!

ロータスグリルでお手軽BBQ

手軽に使える、でもしっかりしたBBQコンロが欲しかった

いいですよね、BBQ。

夏場の夕方もそうだけれども、春や秋にだって、BBQをやればいいと思う訳です。

涼しいし、季節ものを炭火で焼いて食べる時のわくわくといったら!

 

ベルリンでは、インスタントグリルなんてものが2,3ユーロで売っています。

要は使い捨ての、アルミの箱に炭と着火剤が既に入っていて、

網もついているので、着火さえすれば1時間程度は楽しめるシロモノ。

使い終わったら消火して、そのままポイすればよいのでお手軽ではある。

非常におすすめです、実際。

 

でもね、毎回捨てるのもなんかなぁ、という気持ちもあるわけです。

部屋にはバルコニーがあるし、置くスペースもあるので、

良いものがあったら買いたいなぁ、と考えていた今年の夏でした。

ただ、BBQコンロなんていってもピンキリで、実に幅広い。

どれ買えばええのん、と迷ってしまい、買えずじまいでした。

なんかねー、メンテナンスが簡単で、持ち運びも出来て、着火も楽なやつ、って中々ない。

そんな最中、ふと出会ったのがLotus grillという逸品でした。

 

Lotus Grillとの出会い

この動画を見て一目ぼれですよ。見たその日に即アマゾンで購入:

www.youtube.com

 

何がすごいかを簡単に箇条書きすると、

  • 煙が本当に出にくい
  • 炭に火をつけるのに煽がなくてよく、5分で準備完了
  • 外側は熱くならず、持ち運べるしテーブルに直置きできる
  • 色々なカラーから選べてしゃれおつ
  • パーツが分解できて炭を捨てたり洗ったりの掃除がラク

 

これで100ユーロちょいだったわけです。

勿論もっと安いコンロもたくさんあるんだけど、

僕が欲していた要件を期待以上に満たしてくれた奴がこのロータスグリル。

いつでも手軽にBBQしたいなぁ、春でも夏でも秋でも、

天気のいい日に外でビールをたしなみながら、

適当に野菜と肉をちまちま焼きつつ食べたいなぁ、

という人はこれをポチるしかないのです。

Lサイズは2-4人で使うのにちょうどよいかな。

 

使うシーンを想定してみる

どうでしょう?

BBQセットが欲しいなぁ、とぼんやり思っていた人なら、

上の箇条書きで十分良さが分かってくれると思うのだけど。

でも、ちょっと僕の場合どういったシーンで使うかを書いてみる。

 

 

ーとある秋の週末の昼ー

「ああ、今日はいい天気だ、ちょっと肌寒いけど、外に居るのは気持ちいい」

「こんな日は外でビールでもひっかけながら、炭火で焼肉・季節の野菜を楽しむか!」

・・・Lotus grillに炭を入れ、着火剤に着火して放置。

その間に冷蔵庫からビールと肉、野菜を取り出し、適当に切って持ってくる。

ホイル焼きもしたいので、アルミホイルも。持ってきた頃には既に焼ける状態に。

 

「っしゃ!ビール片手に焼き始めましょう!」

 

薄切りにした火のとおりの早い肉・野菜なんかは、1分もあればつまめちゃう。

ちょっと寒いので、防寒着にくるまって。

 

「あーうまい。天気の良い週末の昼間っから外でビールと焼肉は格別だよなぁ」

 

 

・・・お分かりいただけただろうか(心霊映像風)。

思い立ってから食べ始めるまで、わずか10分。

料理を作るよりも簡単かつ早く、外でBBQが出来てしまうのだ。

これは驚異的革命。風雲児。

 

で、夕方ごろにでも10分くらいでパパッと片付けをしてしまえばいいのです。

炭カスはゴミ箱にぽいっとまとめて。

容器はささっと洗剤で洗って、乾くのを待ったらケースにしまう。

なんて良い休日。

 

こんな感じで、もしくは人を数人呼んで、

ちゃちゃっと季節によらずにお手軽BBQを楽しめるわけです。

うん、買ってよかったなぁ。おすすめです。

 

本家Websiteはコチラ:

 

www.muen-bbq.jp

 

筋トレって、何を目指しているの?と聞かれたら君はなんと答えるだろうか

筋トレです。

 

ある日、同居人に、「筋トレって、一体なにを目指しているの?」と聞かれました。

答えられますかね。トレーニーの君たちは。

もちろん、ヨガとか、ちょろっとシェイプアップ、とかだったら難なく答えるでしょうよ。そしてそれを誰も疑問に思わない。

でも、筋トレが趣味だ、といった時の多くの反応は、「目的はなんなんだ?」となるわけです。

不思議なことに。これが趣味は水泳です、草野球です、とかではそういった反応にはなるまい。あ、でもトライアスロンです、と言ったら「目的はなんぞや」と問われそう。

要は、”端から見たら苦行でしかないことをどうやって趣味に仕立て上げられようものか”とばかりに、聞きたくなるんでしょう。

 

僕の好きなあるYoutuberの一人、コアラ小嵐さんはね、こう答えてました:

「ボディメイクしてかっこよくなりたいじゃないですか、もてたいじゃないですか」

それはそれで正解で、自分に正直で、非常に良いと思います。

また、彼が言っていた、「筋トレはおしゃれな服を着たいのとかと一緒。良く見せたいの。でも日本人はボディメイクについてまだまだ興味がない」というのも至極正論だと思う。

あと、「筋トレはお笑い(彼の人生の挑戦)と違って、やればやるだけ成果が着実に出て、ストレスや不安も解消される」というのも、同意です。

 

では、僕にとっての筋トレとは何ぞや。

勿論、上の理由全ても当てはまります。大きなウェイトを占めています。

鏡を見て、おお肩がだんだん張り出してきたじゃないかとか、

広背筋が厚みを帯びてきたじゃないかとか、喜びますよ、そりゃあ。

でも、あと一個だけ、そして僕に大事なものがある。

 

 

それは、「自分の限界との勝負を頻繁に出来ること」だと思う。

 

毎セット、あと一回できそうか出来なさそうか、というとき、めっちゃ辛いです。

やめるのは簡単。でも、たぶん真剣に集中して、動かす部位を意識したら、たぶんあと一回できちゃう。ここを何とか乗り越えるんです。その時の充足感は、素晴らしいものがある。

 

年齢を重ねてくるにつれて、人生、リスクを取るのが怖くなる。

自分の限界が分かってくるから。「あの時は若かったなぁ」なんて言って、若いからあの時はあれが出来たんだと、粘り強かったんだと、言い訳するのだ。

でもそれは、若いからじゃない。限界ギリギリの勝負をする度胸があったからなんだよ。その度胸を、年月を経て、人は徐々にすり減らし、萎縮させ、かつてのみずみずしい弾力さの面影はやがて姿を消す。

 

で、筋トレは、常に自分の精神(諦めたい心)と、肉体の限界とのせめぎ合いをしなきゃならんのです。そうすると自然に、脳は覚えてくる。「あぁ、思考回路をぐるぐる周る理性がいう”限界”ってのは、案外そうでもないもんだ」と。これが、人生の成功に繋がる。

 

結局、これ、筋トレするとポジティブ思考になるっていうのと繋がってるのかな。

 

この積み重ねは、はっきり言って修行でしょう、苦行でしょう。

でも、だからこそやる価値があるの。

と僕は胸(大胸筋)を張って高らかに主張したい。

 

でも、こんなこと説明しすぎてたら長すぎるから、普段は返答できない。

ううむ、困った。